グラミー賞カテゴリー一覧(グラミーしょうカテゴリーいちらん)は、グラミー賞の部門の一覧である。
グラミー賞は音楽のそれぞれの部門に貢献した者に与えられる賞であり、ほとんどの賞がまず候補者または候補作を決めたのちに最優秀者または最優秀作品が決定される。グラミー賞の部門は追加されたり削除されたりする。 2011年4月6日、レコーディング・アカデミーはグラミー賞の部門の大幅な見直しを発表[1]。2012年、それまで109部門があったが78部門に減らされた。部門によって消滅したり、合併されたり名前を変えられたりした。 2012年6月8日、アカデミーは2013年のグラミー賞に最優秀クラシック・コンペンディアム賞、最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞、最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞の3部門を新たに追加することを発表。これにより部門数は81部門になることとなった。 アカデミーによると最優秀クラシック・コンペンディアム賞は、クラシック界において様々なソロあるいはアンサンブルでの歌または演奏を新たに収録したコレクション・アルバムに授与される[2]。この部門にノミネートされた場合は他のクラシック・アルバムの部門にはノミネートされないが、個々の曲によってはノミネート可能である。 最優秀ラテン・ジャズ・アルバム賞は、ラテン、イベリア系アメリカン、ブラジリアン、アルゼンチン・タンゴの音楽がジャズと融合し収録されたアルバムに授与される[1]。 最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム賞は、リズム・アンド・ブルースから派生したコンテンポラリー・ミュージックのアルバムに授与される。アーバン(ユーロ)ポップ、アーバン・ロック、アーバン・オルタナティヴなどがリズム・アンド・ブルースと融合した音楽を発表するアーティストのアルバムが対象となる。 2013年グラミー賞での変更点: 「ビッグ・フォー」とも呼ばれる主要4部門はジャンルやその他の基準で制限されない。
近年の変化
クラシックの最優秀室内楽パフォーマンス賞が、最優秀小規模アンサンブル・パフォーマンス賞に変更。
最優秀ラテン・ポップ、ロック、アーバン・アルバム賞が、最優秀ラテン・ポップ賞、最優秀ラテン・ロック、オルタナティヴ、アーバン・アルバム賞に変更され、これにより2011年までの状態に戻されたことになる。
最優秀バンダまたはノルテーニョ・アルバム賞と最優秀リージョン・メキシカンまたはテハーノ・アルバム賞は、合併され最優秀リージョン・メキシカン・アルバム賞(テハーノ含む)となった。
マスタリング・エンジニアは、最優秀レコード賞の選考に考慮される。
主要4部門詳細は「グラミー賞受賞者一覧」を参照
最優秀レコード賞 (Record of the Year
最優秀アルバム賞 (Album of the Year